2012年4月23日月曜日

重版の印刷が始まりました!

「ロックンロールが降ってきた日」、おかげさまで重版の印刷が始まりました。
何軒も書店をまわっていただいた皆さま、
本当に申し訳ございません。
すでに本を手にしていただいた皆さまも、
お待ちいただいている皆さまも、
本当にありがとうございます。
心より御礼申し上げます。
現時点で在庫がないお店については、重版分が完成するまで少しお待ちください。
何しろ、皆さまからの反響に森内と私が一番驚いています。
と同時に、この本の想いが伝わっている、ということが何より嬉しいです。

「ロックンロールが降ってきた日」をつくった動機については
すでに森内が書いているので割愛し、
今日からは制作過程を少しずつ書いていきます。
まずは表紙イラストのお話を。


私はぴあ編集部にいる頃、浅井健一さんの
『TED TEX』や『Jet Milk Hill to Sherbet Street』
『SHERBET street』(復刊) を編集させていただいた。
それらを見ながら森内と、
この本の表紙は何としても浅井さんにお願いしたい、
という想いが強まり、お願いに伺った。
浅井さんから快諾をいただいたときには、二人で大騒ぎした。

取材週間がスタートした1月中旬、
原稿よりも何よりも一番先にアップしたのは、
表紙をお願いしたベンジーからのイラストだった。
その1枚だけで、色々なストーリーが浮かぶような
素敵な絵を送っていただいた。
大感激だった。
すると、週末を挟んで翌週にはさらに何枚もの絵が送られてきた。
10パターンはあっただろうか。
こちらからは簡単なイメージをお伝えしただけにも関わらず、だ。
これも浅井さんの想像力の賜物にほかならない。
なかには、ベンジー独特のあの色づかいで色付けられている絵もあった。
皆さんにお見せできないのが本当に残念なくらい、
それはそれは素敵な作品だった。
贅沢にも、その中から選ばせていただいた。
表紙のみの予定だったが、
あまりにも素敵なので裏表紙用にも使わせていただくことをお願いした。

お気づきの方もいると思うが、
この本は表紙のイラストから裏表紙のイラストまで、
これもひとつのストーリーとなっている。
浅井さんご本人に真意は確認していないが、
私たちは勝手にそう思っている。
デザイナーの三浦巌氏は、装幀にあたり
このイラストと本のタイトルによって方向性が見えた、
と言ってくださった。
ひとつの想像力が別の力を呼び寄せ
本当に、宝物のような1冊に仕上げてくださった。

ぱっと見は、文字だらけの本になった。
でも、詰まっているのは
1曲・1枚に注がれた夢や愛や熱、だ。
それにまつわる想像力の物語だ。
じわじわとでもいいから、その熱が広まるといいなぁと思う。
(秋元美乃)




タイトル:ロックンロールが降ってきた日

収録アーティスト:浅井健一、大木伸夫、加藤ひさし、甲本ヒロト、セイジ、チバユウスケ、仲井戸麗市、成田大致、平田ぱんだ、古市コータロー、真島昌利、増子直純、ムッシュかまやつ、山中さわお、ROY
(五十音順・掲載順とは異なります。掲載順は成田大致さんから始まりムッシュかまやつさんまで、デビュー日が遅い順になります)

編集:秋元美乃、森内淳
表紙イラストレーション:浅井健一
装幀:三浦巌

内容:ミュージシャンがロックンロールに出会い、人生を変えていく様子や音楽に、楽器にのめり込んでいく過程を取材、モノローグ形式で掲載(Q&Aではありません)。ケータイにCMソングを一曲ダウンロードして5回聴いて消去する時代に、忘れ去られようとしている「音楽の深さ」や「尊さ」、「楽しさ」、「音楽を聴くことの素晴らしさ」を、この本に収録しました。

体裁:336ページ・2段組、ハードカバー
モノローグ形式(Q&Aではありません)
発行:Pヴァイン・ブックス
ISBN-10: 490670025X ISBN-13: 978-4906700257
価格:2,500円(税込・税抜価格2,381円)

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